2020年は新型コロナウイルスの影響で練習や試合数も少なく、不動パイレーツはちょっと元気のない年となってしまいましたが、来年に向けて良いニュースが!
第13回ジュニア・フレンドカップ交流大会でBチームが優勝。
準決勝・決勝の詳細をお知らせしよう。

令和2年11月29日 埼玉県吉川市・旭公園野球場にて、ジュニア フレンドカップ準決勝・決勝が行われた。
準決勝の相手は強豪の豊上ジュニアーズ(柏市)。
パイレーツは初回、先頭の矢口翔大君がライトへのヒットで出塁。盗塁、ワイルドピッチで3塁まで進み、松田拓真君のセカンドゴロの間に生還して先制点を挙げたが、その後、相手エースも自分のピッチングを取り戻し、パイレーツ打線は沈黙。
流れは相手に。
3回裏の守備では、1、2番に連打を浴び、ランナーを置いた大事な場面で、右翼手のこの試合二つ目の手痛いエラーで同点に追いつかれた。続く4回裏の守備では、先頭打者に振逃げで出塁を許し、パスボールと四球でノーアウト2、3塁のピンチ。ここで、粘りの投球を続けてきた先発の溝口君から矢口君にスイッチ。継投した矢口君がその打者から三振を奪い、さらにヒットエンドランで飛び出していた走者を挟殺して三振ゲッツーを取った。
ここで流れを切ったかに思われたが、その後連続四球でピンチは続き2アウト満塁まで迫られたが、先ほどヒットを打たれている1番打者を投ゴロに打ち取り、絶体絶命のピンチを切り抜けて流れを引き戻した。
直後の5回、前の回から守備についた7番吉田侍人君のセンターオーバー2塁打で重い雰囲気を払拭し、9番新藤誠くんの送りバントでチャンスを拡げ、松田拓真君、延末遵太君の連打などでこの回4点を挙げ試合を優位に。
最終回簡単に2アウトを取るも、またも1,2番打者に連打を許し、その後連続死球の押し出しで1点返され、なおも2アウト満塁のピンチを背負うも、最後は三振で接戦を勝ち取り、決勝戦へ弾みをつけた。(不動5ー2豊上)

決勝戦は、準決勝で強豪の深川ジャイアンツを下した吉川ウィングス(吉川市)と対戦。
準決勝の良い流れを引き継ぎ、試合開始前からパイレーツベンチは盛り上がっていた。初回、先頭の矢口君から松田君、延末君の3連続2塁打で口火を切り、4点を先制。2回も2アウトから矢口君、松田君の連続2塁打などで3点追加し、その後も毎回得点で試合を優位に進めた。投げては延末君が大量リードに守られて安定した投球で完投。チーム一丸となって優勝を掴んだ。(不動10―0吉川)

 

大会 MVP には矢口選手が選出された

試合後、松田監督は「今年の新人戦での初戦敗退という苦杯を糧に努力をしてきた結果が良い方向に出てきた。来年6年次さらなる活躍に向けて、冬の間に個々のレベルをさらに一段階上げて行こう。」と締め括った。

記事:Bチームスタッフ