12月15日 江東区・若洲グランドにてスーパーリーグ準決勝、決勝が行われた。
ここまで快進撃を続けてきたCチームの最後の公式戦。準決勝の相手は強敵・深川ジャイアンツ(江東区)。
パイレーツは初回、先頭の石鍋拓己君がレフト前ヒットで出塁し、盗塁後に3番溝口陽介君のセンター前ヒットで先制。
2回には櫻井勇太君のライトゴロの間に3塁ランナーが生還、さらに3回には中村賢太朗君の2点3塁打などで着実に追加点を重ね終始試合を優位に進めた。投げては溝口陽介君が2安打完封。
良い形で決勝戦に駒を進めた。

決勝戦の相手は、準決勝で強敵・高井戸東に完封勝利したコンバッツ(中野区)。
両チームとも準決勝で消耗した後の最終決戦。
初回、パイレーツはライトオーバー3塁打を打った石鍋君を溝口君のレフト犠牲フライで返して先制するも、その裏コンバッツに3番4番の連続適時打を浴びるなどして3点を奪われ追いかける展開に。
これまでのパイレーツCチームは、逆転されると意気消沈するという精神的弱点があったが、この試合ではベンチ一丸となってチームを盛り上げ、直後の2回に松田拓真君の2点3塁打などで逆転。
3回には2塁ランナーの主将・延末遵太君が次打者の振逃げ試行の間に好走塁で一気に生還して流れを呼び込み、4回には松田君のセンターオーバー本塁打で駄目押し。
最終回、2点を返されるも投げては延末君、溝口君の継投で追撃を振り切り、優勝を掴んだ。

松田監督は「練習でやってきたことが試合でうまく出せた。この一年で選手たちは随分と成長した。来年はさらに高いレベルを目指して行こう!」と、さらなる飛躍を誓い一年を締めくくった。